頭部外傷
頭部外傷とは?
頭部に負う怪我の総称
頭部外傷とは、脳を守る頭蓋骨や髄膜などが損傷を受けた状態を言います。
頭部外傷が起こるシチュエーションは様々ですが、受診されるケースで多いのは転倒やスポーツ時の衝突などです。
また交通事故によるもの、職場での事故などもあります。
ご高齢の方は転倒に注意
ご高齢になり、足腰が弱くなると転倒するリスクが高まり、頭部外傷を負ってしまう場合があります。
頭部外傷は怪我の総称で、細かくは頭皮外傷、頭蓋骨骨折、脳しんとう、脳挫傷など様々な種類があり、頭蓋骨が骨折していなくても、脳にダメージを負うこともあるので、転倒後はそのままにせず脳神経外科・内科を受診するようにしましょう。
頭部外傷の症状
- 頭痛
- 悪心
- 吐き気・嘔吐
- 左右どちらかの麻痺
- 痙攣
- 意識障害
- 失語症
頭部外傷が命に関わることも
頭部外傷により頭蓋骨内で出血が起こると、血腫となり、脳を圧迫してしまうことがあります。
こうした状態が続くと脳の機能に重大な影響がおよぶ可能性があるほか、命に関わる恐れもありますので、上記のような症状をお感じの際にはすぐに神戸市・六甲駅のふくしまクリニックへご連絡ください。
頭部外傷の検査・診断
頭部外傷の有無は、レントゲン検査で確認でき、損傷がある可能性が高い場合には、さらにCT検査やMRI検査を実施します。
検査・診断だけでなく、出血がある場合は縫合処置もできますが、事前のご予約なしでご来院されるとすぐに対応できない場合がありますので、ご来院前に一度ご連絡ください。
※レントゲン・CT検査が必要な場合には、連携する医療機関をご紹介いたします