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てんかん

てんかんとは?

てんかんとは、脳神経が過剰に激しい活動を起こすことにより、様々な発作症状が現れる慢性的な脳の疾患のことを言います。

私たちの体を作っているすべての細胞には電気的な流れがあるように、大脳の神経細胞(ニューロン)も普段は規則正しい電気的な活動を行なっています。

てんかん発作は、脳の一部の神経細胞が一時的に異常な電気活動(電気発射)を起こすことで生じるものであり、電気発射が起こった場所によって様々な発作症状が現れます。
日本におけるてんかんの有病率はおよそ100人に1人と言われており、珍しい病気というわけではありません。

また、発症は乳幼児期から高齢期までのすべての年代でみられますが、3歳以下での発病が最多となり、次いで、脳血管障害などを原因とする高齢者の発病が多くなります。

てんかんの原因

てんかんを発症する原因は様々ですが、大きくは“症候性てんかん”と“特発性てんかん”の2つに分けられます。

症候性てんかん

出生時の仮死状態や低酸素、脳出血、脳梗塞、脳炎、髄膜炎、脳外傷など、脳に何らかの傷を受けたり、障害が起こることで発症するてんかんです。

特発性てんかん

検査を行っても原因となるものがなく、原因不明とされるてんかんです。
生まれ持った、てんかんになりやすい傾向が影響すると考えられています。

てんかん発作の分類について

てんかん発作は大別すると“部分発作(焦点発作)”と“全般発作”に分けられます。

部分発作(焦点発作)

脳の一部から始まる発作で、発作中の意識の状態及びけいれんへの移行により次の3つに分けられます。

  1. 単純部分発作(患者本人の意識障害なし)
  2. 複雑部分発作(患者本人の意識障害あり)
  3. 単純あるいは複雑部分発作から電気発射が脳全体に広がり、二次的に全般発作に進展するもの

全般発作

左右の脳全体に、一気に過剰な興奮が起こる発作です。
患者様ご本人の意識は最初からありません。

てんかんの検査・診断

てんかんの診断には、患者様ご本人から発作の前兆があるかどうかなどを詳しくおうかがいします。
また、ご家族の方から見た客観的な話をお聞きするため、できるだけご家族の方と一緒に来院されることをおすすめします。

検査ではMRIによる画像検査を行い、てんかんを原因とする他の疾病についても確認のうえ、薬物療法による治療、もしくは投薬なしでの経過観察を行います。

普段は基幹病院で検査を受けられていて、「お薬の処方だけを近くの病院で受けたい」という場合には、脳波チェックだけをかかりつけの病院へお願いし、普段のお薬の処方は当院で行うということも可能です。

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